統計グラフコンクール
開催回
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第5部(小中学生のパソコン統計グラフ)
東京都知事賞
東京都の水道水って本当においしいの?
杉並区立杉並第九小学校
6年
井上 怜
水道水をそのまま飲める国は世界で10ヶ国前後と言われており、日本はその数少ない国の一つです。統計グラフから、東京都の水道水は安全性に対して高い評価が得られていることが分かります。加えて、年々水質が向上しており、味の満足度も比較的高いことが窺えます。また、本作品はイラストをはじめ、色使いやレイアウトが見やすくまとめられている点も高く評価できます。
東京都教育委員会賞
座り過ぎで寿命が縮まる!?
大妻中野中学校
3年
新毛 菜央
本作品では、座り過ぎることが寿命を縮める可能性があるということを、様々な統計データから関係性を示し、結論を得ています。仮説を立てて、検証を行い、結論を得るという一連のロジックも大変素晴らしいのですが、さらに、具体的な対策を提示している点は評価することができます。東京都教育委員会賞の受賞、おめでとうございます。
東京私立初等学校協会会長賞
ぼくのまちのクマムシ生息数調査
町田市立小川小学校
6年
秦 悠介
私もこのポスターを見るまでクマムシの存在を知りませんでした。実際にクマムシを見つけ出すのは途方もないことであり、大変だったことでしょう。そして、公園から採取したコケからはクマムシを見つけることができなかった一方、道端から採取したコケからはクマムシが多く見つかったのは、一つの成果であり、発見でもありますね。ポスターでは、家の周辺に生息するクマムシの数から、街のクマムシの生息数を推測していますが、一部から全体を推計する、まさに統計学の世界です。
東京私立中学高等学校協会会長賞
救急車が大変!?~日本の救急車の現状~
渋谷教育学園渋谷中学校
2年
山本 真優
説明にもあるように、救急車の出動件数が年々増加するのに伴い、救急車が現場に到着するまでの時間は年々遅くなっていることが統計グラフからも一目瞭然です。他方で、救急車で搬送された人の約半数は軽症者という事実は衝撃的であり、望ましくない状況と言えます。また、高齢者の割合が増加しているなかで、今後、出動件数が増加するといった指摘はまさにその通りだと思います。今後の救急車の在り方を考えるうえでも、良い作品です。
入選
世界の児童労働について
大妻中野中学校
3年
宮本 道花
本作品では、世界の児童労働の現状とその要因を調べて、問題提起をしています。作者の問題意識が明瞭であり、またそれを統計グラフで効果的に説明することができています。ユネスコによれば、世界の所得水準と初等・中等教育終了率には相関が見られることが報告されています。そのため、まとめでも述べているように、子どもが教育を受ける機会を奪い、将来の夢を壊すことはあってはいけません。
教室の外にいる子どもたち
大妻中野中学校
3年
矢治 亜依理
不登校児童生徒という難しい問題を、真正面から捉えて、考えた作品です。統計グラフから、学年が進行するにつれて不登校児童生徒数は増加し、また、年々増加傾向にあることが分かります。これらに加えて、不登校には様々な理由があることや相談することができない児童生徒がいることなども示されており、改めて根が深い問題であると認識できます。作者が述べているように、不登校に対する理解が深まることがとても重要だと言えます。
佳作
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調整課 統計広報担当
03-5388-2516(直通)
*お手数をおかけいたしますが(at)を@マークに変えて送信してください。
Eメール:S0000033(at)section.metro.tokyo.jp













