統計グラフコンクール

第3部(小学5・6年生)

東京都知事賞

どうなるの?私たちの水泳授業 画像

どうなるの?私たちの水泳授業

府中市立白糸台小学校

5年

田中 結菜

今年の夏は例年になく暑い日が続きました。水泳授業がさぞかし多かったものと考えていましたが、実際は気温が高すぎることで中止になることが多かったようです。水泳授業について、学習指導要領での位置づけから、教育現場での問題点、児童と教員の意見を、棒グラフ、線グラフ、円グラフ及び帯グラフを使って上手くまとめて説明しています。問題を提起し、それを統計データで説明し、解決策を提示することができています。

東京都教育委員会賞

大きさ&温度で変わる!?ゆでたまごの固さ実験!!地域の方にも大調査!! 画像

大きさ&温度で変わる!?ゆでたまごの固さ実験!!地域の方にも大調査!!

杉並区立桃井第四小学校

5年

川野 千晴
川野 心晴

実験にあたっては、たまごを常温と低温に分けており、たまごのサイズもS、M、Lと分けています。また、ゆでる際の鍋、お湯の量、室温、湿度も考慮して、ゆで時間と黄身の固まり具合を調べるなど、随所で創意工夫が見られます。特筆すべきは、「固まり具合」を定量的に表している点です。条件を揃えて観察を行っているため、信憑性の高い結果と言えます。グラフの配色を黄色から橙色している点や、たまごのゆで具合のアンケートもとても素晴らしいです。

東京私立初等学校協会会長賞

日本丸ごとコメどころ 画像

日本丸ごとコメどころ

国立学園小学校

5年

山田 糸子

お米に関するニュースを聞かない日はありませんね。今回のクラスメイトへの食べているお米の品種と産地の調査から、傾向が見て取れます。クラスメイトへの調査結果と日本全国の品種別作付け銘柄収穫比率、都道府県別収穫量とを比較をすると分かることがありますよ。また、都道府県別のお米の収穫量の地図は、収穫量に応じて図形表現図で示すと分かりやすいかもしれません。まとめにもあるように、確かに私たち消費者はお米について勉強する必要があると思います。

入選

新宿と亀戸ときどき間の町のセミ比べ2025 画像

新宿と亀戸ときどき間の町のセミ比べ2025

江東区立香取小学校

6年

小澤 慶勝

目を引くタイトルとデザインです。木を模した対称目盛りの棒グラフが素敵ですね。2024年と2025年を通して、新宿と亀戸でセミの種類と数について調査を行っており、時点と地点によって差がはっきりと表れています。また、最も多いセミの種類を予想したところ、新宿は予想通りの結果であった一方、亀戸では予想が外れました。この結果の理由は何だと思いますか?ミンミンゼミとアブラゼミの割合が逆転する境が新宿と四ツ谷であるのは、不思議であると同時にとても興味深いです。

ゴミの分別パトロール 資源にできる紙・プラさがし 画像

ゴミの分別パトロール 資源にできる紙・プラさがし

渋谷区立幡代小学校

5年

下村 碧

ゴミの分別について、多角的な視点から調査・分析を行い、それらを統計グラフに上手くまとめることができています。特に、どのようなゴミで分別の間違いが多いかや、ゴミの中の資源ゴミの量を調べた点は評価すべき点と言えます。一人一人がゴミの分別を意識・改善することによって、限りある資源が活用され、ゴミも減らすことができるというメッセージを垣間見ることができます。持続的な社会を考えるうえでも、意義のある作品です。

未来のエネルギー資源とは?生ごみの廃きからエネルギー資源を考える 画像

未来のエネルギー資源とは?生ごみの廃きからエネルギー資源を考える

町田市立鶴間小学校

6年

大久保 由良

はじめに、EU加盟国とのごみのリサイクル率の比較から、日本がごみの焼却大国であり、その背景として、ごみに対する考え方の違いがあることを述べています。加えて、ごみの約70%が生活系ごみであり、その大部分が家庭からの生ごみであることや、それらのごみには水分が多く含まれることが廃プラスチックのリサイクル率の低下につながっていることを、統計グラフを用いながら説明しています。実験結果を通して、自分ができることを考えている点も素晴らしいです。

佳作

キケン!水難事故を防ごう!~楽しく安全な水辺遊びのために~ 画像

キケン!水難事故を防ごう!~楽しく安全な水辺遊びのために~

府中市立府中第一小学校

5年

澤田 柊

みんなの居場所 府中の六小70周年 画像

みんなの居場所 府中の六小70周年

府中市立府中第六小学校

6年

青木 遥香
澤野 芽来
室永 楓

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調整課 統計広報担当

03-5388-2516(直通)

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