統計グラフコンクール
開催回
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パソコン統計グラフの部(小学生以上)
東京都知事賞
子宮頚がんワクチンはどうして必要?
東京学芸大学附属小金井中学校
3年
髙畑 日奈子
副反応の恐れから停止世代があったHPVワクチンが積極的に勧奨されるように政策転換が行われたが、依然として接種率の低い現状を統計グラフで訴えている、時機にかなったテーマですね。基本に忠実にパソコンを利用して統計グラフが美しく作成されています。色使いがとてもきれいで、青色を基調としていますが、所々に赤い色が効果的に配置され、全体を引き締めています。手書きのイラストもかわいくて良いです。
東京都教育委員会賞
育休は女性だけ?
東京都立白鷗高等学校附属中学校
3年
薩川 杏珠
小学生時代に体験した男性教員の育休取得を忘れずに、統計とポスターを利用して、男性の育休の実態を表現したのですね。グレーの落ち着いた背景の中で、男性について見るべき数値の部分が、ピンポイントで朱色に描かれているので、見やすく効果的です。それぞれのグラフについて、伝えたいポイントが書かれているのも良いです。
東京私立中学高等学校協会会長賞
日本人は働きすぎ?働き方改革で社会を変えよう!
大妻中野中学校
3年
木村 葵
薄茶色の背景にインパクトのあるグラフが配置されていて、それぞれのグラフに簡潔なまとめが書いてあるので、非常に読み取りやすいポスターです。新型コロナで進みかけた働き方改革は、ウィズコロナになっても進めていく必要がありますね。「働き方改革の進み具合」の円グラフは、凡例の色の部分をもっと大きくすると、より見やすくなると思います。
入選
生理の貧困〜トイレにナプキンを当たり前に〜
実践女子大学
3年
中田 陽菜
三浦 未乃梨
山口 瑞友
田中 千秋
これまで女性のデリケートな問題とされてきた生理用品を貧困との絡みで取り上げた、女子大生らしいポスターですね。厚生労働省の統計を分析して、グラフに表現し、生理用品に関する公的支援制度が認知されていない、また、利用されていない現状を解決するための独自の提案も行っています。グラフを見る順番も示してあり、随所に配したイラストも効果的です。 3の凡例は「行われていると認知している」などと修正した方が、グラフを読みやすくなります。
FAXは時代遅れ?‐日本のFAX利用の現状とこれから‐
渋谷教育学園渋谷中学校
2年
山澤 綾乃
家庭生活ではFAXは使われなくなったようにも見えますが、まだ半数の職場では使われているのですね。FAX保有のメリットとデメリットの両面を、グラフを使って説明しています。まとめでは、セキュリティー面や災害時の対策でFAX通信の有効性について作者の考えを述べているのも良いです。デザインは、黒い背景に、白い文字がくっきり鮮明に見えるので、読みやすくなっています。多くの資料が使われていますが、職場を対象とした調査か、世帯を対象とした調査かが、説明してあると、もっと良いと思います。
佳作
お問い合わせ
調整課 統計広報担当
03-5388-2516(直通)
*お手数をおかけいたしますが(at)を@マークに変えて送信してください。
Eメール:S0000033(at)section.metro.tokyo.jp