国勢調査 基本集計結果

結果の概要

   以下の表データは、Microsoft Excel4.0形式で作成されています。

 

1  人口  

(1) 総人口及び男女別人口

 

東京都の平成12年国勢調査(以下「今回」という。)人口は、12,064,101人で、初めて 1,200万人を超えた。
前回の平成7年国勢調査(以下「前回」という。)人口11,773,605人に比べ、290,496人(2.5%)増加した。
これを男女別にみると、男性の6,028,562人に対し、女性は6,035,539人と男女とも初めて 600万人を超えた。
また、東京都では初めて男性より女性が多くなり、性比(女性 100に対する男性の割合)は、99.9と前回を 0.3ポイント下回った。

 

 

(2) 地域別人口


東京都の人口を地域別に見ると、昭和35年以来、前回初めて 800万人台を割った区部は、前回に比べ 167,074人(2.1%)増加して、8,134,688人と800万人台を回復した。しかし都の総人口に占める割合は67.4%と前回を0.3ポイント下回った。
市部は3,841,419人で、前回に比べ128,737人(3.5%) 増加し、都の総人口に占める割合は31.8%で前回を0.3ポイント上回った。
郡部は60,354人で前回から878人(△1.4%)の減少となった。
島部は27,640人で前回から4,437人(△13.8%)の減少となり、昭和55年以降引き続いて減少となっている。なお島部における大幅な減少は、三宅村の全島民避難の影響である。

 

   

(3) 年齢別人口

 

都の総人口を年齢3区分別にみると、年少人口(0~14歳)は 1,420,919人、生産年齢人口(15~64歳)は8,685,878人、老年人口(65歳以上)は1,910,456人で、総人口に占める割合は、それぞれ11.8%、72.0%、15.8%となっている。
この年齢3区分別人口を前回と比べると、年少人口が78,207人(△5.2%)、生産年齢人口が19,221人(△ 0.2%)とそれぞれ減少しているのに対し、老年人口は379,761人(24.8%)増加している。
総人口に占める老年人口の割合は、前回から2.8ポイント上昇して15.8%となり、前回よりも年少人口との差が拡大した。

 

 

(4) 外国人

 

外国人は、212,975人で、前回の191,915人と比べ、21,060人(11.0%)増加しており都の総人口に占める割合も1.8%と前回より0.2ポイント高くなっている。
国籍別にみると、韓国・朝鮮が76,383人(構成比35.9%)、次いで中国の63,315人(同29.7%)、東南アジア・南アジア31,729人(同14.9%)の順になっている。
また、地域別にみると、区部は 173,615人、市部は38,847人、郡部は363人、島部は150人となっている。

 

   

(5) 配偶関係(未婚・有配偶)

 

15歳以上の未婚・有配偶者数を男女別にみると、男性は15歳以上人口 5,271,132人のうち未婚者が2,080,807人(未婚率39.5%)、有配偶者が2,786,326人(有配偶率52.9%)となっている。
一方、女性は15歳以上人口5,325,202人のうち未婚者が1,642,697人(未婚率30.8%)、有配偶者が2,774,935人(有配偶率52.1%)となっており、男性の未婚率が女子のそれを8.7ポイント上回っている。
前回と比べると、男女とも有配偶率が低下している。なかでも30歳~34歳の未婚率が前回に比べて最も高く、男性は48.2%から54.1%へ5.9ポイント上昇し、女性は30.8%から37.6%へ6.8ポイント上昇している。

 

 

2  世帯数

(1) 総世帯数

 

総世帯数は、5,423,551世帯で、前回に比べ 425,059世帯(8.5%)増加している。このうち、一般世帯数は 5,371,057世帯、施設等の世帯数は 12,041世帯となっている。
一般世帯数を前回の4,952,354世帯と比べると 418,703世帯(8.5%)増加している。
一般世帯人員は11,864,419人で、前回より 2.4%増加したが、1世帯当たりの人員は前回の2.34人から0.13人減少して2.21人となった。

 

(2) 家族類型別一般世帯数


一般世帯を世帯主と世帯員の続き柄で区分した家族類型別にみると、親族世帯が 3,140,220世帯、非親族世帯が 36,495世帯、単独世帯が 2,194,342世帯となっている。
親族世帯のうち、核家族世帯は 2,801,039世帯で、前回に比べ 128,356世帯(4.8%)増加しており、なかでも、夫婦のみの世帯は908,491世帯で121,761世帯(15.5%)の増加である。一方、夫婦と子供の世帯は1,498,276 世帯と35,731世帯(△2.3%)減少した。また、単独世帯は2,194,342 世帯で306,480 世帯(16.2%)の増加となっている。
高齢者(65歳以上)のいる一般世帯を家族類型別にみると、夫婦のみの世帯が 393,792世帯で、前回に比べ 85,841世帯(27.9%)増加している。

 

    

(3) 高齢単身世帯

 

高齢単身世帯は、388,396世帯で、前回と比べ 123,760世帯(46.8%)増加している。
年齢5歳階級別でみると、男子世帯の75歳~79歳が、20,256世帯で、前回に比べ11,199世帯(123.7 %)の大幅な増加となっている。

 

 

(4) 地域別高齢者世帯

 

高齢者(65歳以上)のいる一般世帯は 1,366,487世帯で、一般世帯に占める割合が、25.4%となった。
これを地域別にみると、島部が37.7%で最も高く、次いで郡部(33.6%)、区部(25.9%)、市部(24.1%)の順になっている。

 

 

3  住居の状況

(1)住宅の所有関係別住宅に住む一般世帯数

 

住宅に住む一般世帯数は 5,216,178世帯で、これを住宅の所有関係別にみると持ち家が2,278,738世帯(構成比43.7%)で最も多く、次いで民営借家の、2,100,298 世帯(同40.3%)、公営・公団・公社等の借家の 494,770世帯(同9.5%)の順となっている。
前回と比べると、総数は 452,288世帯(9.5%)増加し、このうち、持ち家は279,798 世帯(14.0%)、民営借家は 124,299世帯(6.3%),公営・公団・公社等借家は 46,972世帯(10.5%)とそれぞれ増加している。

 

 

(2) 住宅の建て方別住宅に住む一般世帯数


住宅の建て方別に一般世帯数をみると、共同住宅に居住する世帯が 3,325,901世帯で最も多く、次いで一戸建 1,780,210世帯、長屋建て 91,332世帯の順になっている。
前回と比べると、長屋建は16,312世帯(15.2%) 、共同住宅のうちの1・2階建は81,969世帯(7.9%)、それぞれ減少している。
一方、共同住宅のうち3~5階建、6階建以上の住宅は、それぞれ 117,883世帯(9.3%)、278,708世帯(39.2 %) 増加している。

 

   

(3) 住宅の広さ

 

東京都の住宅に住む一般世帯の1世帯当たりの延べ面積は63.0平方mで、前回と比べて 5.4平方m広くなっている。
住宅の所有の関係別にみると、全ての所有の関係において前回より面積が増加している。最も増加率が大きかったのは間借り世帯の20.7%、次いで民営借家の15.1%、給与住宅の11.0%となっている。

 

   

 

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