平成17年6月22日
総務局

「都民のくらしむき」（東京都生計分析調査報告）について

 平成16年の調査結果の概要は次のとおりです。

消費支出

1　全世帯の消費支出
1世帯当たり月平均332,885円で、前年比名目、実質とも0.4%減少した（本文1頁参照）。

2　勤労者世帯の消費支出
1世帯当たり月平均362,122円で、前年比名目、実質とも1.7%増加した（本文6頁）。

3　無職世帯の消費支出
1世帯当たり月平均278,165円で、前年比名目、実質とも3.9%減少した（本文9頁）。

品目別特徴

1　夏の猛暑の影響で、茶飲料は名目25.2%（統計表第6表・23頁参照）増加し、 平成12年の調査開始以来の最高額となった。炭酸飲料は、名目24.6%（統計表第6表・23頁）増加した。アイスクリーム・シャーベットも名目13.5%（統計表第6表・23頁）増加した。

2　鳥インフルエンザの影響で、鶏肉は昭和50年以降では最低額859円（統計表第6表・22頁）となった。また、狂牛病の影響で、牛肉は1,711円（統計表第6表・22頁）で、名目7.1%減少した。これに対し、豚肉は鶏肉、牛肉からの代替需要もみられ、2,127円（統計表第6表・22頁）で、名目6.4％増加した。

3　原油価格高騰の影響で、ガソリンは昭和48年の調査開始以来の最高額2,171円（統計表第6表・24頁）となった。