統計ができるまで

グラフを作ろう

 テーマに合わせて、わかりやすいグラフの種類を決めましょう。

  • セリフ統計表をもとにグラフを作ってみよう。
  • セリフどんなグラフにすればわかりやすいのか、項目ごとに考えてみよう。

グラフを作るときの注意

(1)
グラフの特徴を理解し、使い方を知っておきましょう。
(2)
グラフにする目的やグラフで何を表したいのかをはっきりさせましょう。
(3)
見る人の立場で、適切なグラフを選びましょう。
(4)
グラフは縦と横の比率を変えたり、色や形などのデザインを変えたりすることで、見る人に違う印象を与えてしまうことがあります。間違った印象を与えないようなデザインで表しましょう。

・グラフの構成には「表題」をいれ、「凡例」や「脚注」、「出典」などもいれましょう。

グラフの構成

グラフの種類

 グラフにすると、全体の様子がとらえやすくなり、見る人の興味をひくことができます。
 目的に応じて、どのようなグラフを使うとよいのかをみてみましょう。

棒グラフアイコン棒グラフ
棒グラフ
数量の大小を比べる

 同じ幅の棒を並べて、その棒の長さによって、大小を比べるのに適しています。

 2つ以上の数や量を比べやすく、大小の順序などを表すときにも使えます。

例)人口、降水量、消費量など

折れ線グラフアイコン折れ線グラフ
折れ線グラフ
変化を表す

 時間とともに変化する数や量を表すのに適しています。

 また折れ線グラフでは、折れ線のかたむき方によって、増減の変化の仕方も表現できます。

例)気温、人口の移り変わり、支出の変化など

円グラフアイコン円グラフ
円グラフ
割合をみる・比べる

 全体をもとにした割合をみたり、各部分の割合の大小を表したりするのに適しています。

例)都道府県別の割合、男女比など

帯グラフアイコン帯グラフ
帯グラフ
割合をみる・比べる

 円グラフと同様に、全体をもとにした割合をみたり、各部分の割合の大小を表したりするのに適しています。

 帯グラフを二つ以上並べて、割合の移り変わりを比べることができるのも特徴です。

 また、足し合わせたときの累積がわかります。

例)世界の森林面積、家計の支出の割合など

絵グラフアイコン絵グラフ
絵グラフ
わかりやすいイラストで数や量を表す

 数量などをわかりやすい絵で表現するのに適しています。

 親しみやすい表現をすることで、興味をもってみてもらうことができます。

グラフに表す

 内容に合ったグラフを作成してみましょう。テレビを見る時間についての調査結果を統計表に表したら、視覚的にわかりやすいグラフにまとめてみましょう。

グラフに表す

個々のデータを集め、整理したりグラフに表したりすることで、いろいろな情報を読み取ることができ、そこから全体の様子などがわかるようになります。

また、グラフを比べることで、テレビを見る時間と勉強時間の割合や、部活動の有無などの関連性についても知ることができます。

まとめ

前へ

統計を知ろう・学ぼうTOPへ