国勢調査

国勢調査ってなあに?

 


  •  日本に住むすべての方を対象とした「国勢調査」について、わかりやすく解説します。
  • センサスくんみらいちゃん

どのような調査?



  •  国勢調査は、統計法という法律に基づいて、5年に一度実施する国の最も重要な統計調査です。
  • 日本地図

何を調べるの?

 男女の別、出生の年月、就業状態、従業地または通学地、世帯員の数、住居の種類、住宅の建て方などの項目について調べます。

 

 

調査の対象はだれ?

    10月1日現在、日本国内に住む全ての人(外国人を含む)及び世帯を対象としています。
 ※統計法では、正確な統計を作成するために、調査に回答する義務(報告義務)が定められています。

 

 

なぜ10月1日に調査をするの?

 国勢調査は10月1日を基準日としていますが、それは大正9年の第1回から一貫して変わりません。
 「冬季は積雪が深く、夏季は炎熱が激しく、また春は旅行、遊山するものが多く」不適当とされ、「秋に調査時期を求めざるを得ない」となりました。また、当時は人口の大半を農業従事者が占めており、10月がちょうど農閑期であるという理由もあったようです。このように、国勢調査の基準日は、南北に長い日本列島の気候風土、風俗習慣、人々の経済活動などから定められました。

 

 

なぜ調査が必要なの?

 国勢調査の調査結果は、私たちの生活にはあまり関係ないように思われるかもしれませんが、実に様々な場面で利用されます。少子高齢化の将来予測や災害時の帰宅困難者数の想定など、皆様の生活に直結する施策にも活用されるため、一人一人の正確な回答が必要です。

 

 

何の役に立つの?

活用事例

 

国勢調査の結果をもとにした将来推計人口が、給付を決める資料となっています。 地域ごとの人口データが把握できる国勢調査は、避難所など防災計画を策定するのに役立っています。 どの地域にどのくらい人口が集中しているかがわかり、企業の出店計画に活用されています。

 その他、さまざまな行政施策の基礎資料として利用されます。   

  〇各種法令に基づく利用 (衆議院議員選挙区の改定、地方交付税の算定のための基礎資料)
  〇行政上の施策への利用 (少子・高齢化対策、防災対策、雇用対策のための基礎資料)
  〇学術研究などへの利用 (将来人口・世帯数の推計のための基礎資料)

 

 

いつから調査しているの?

 日本では、大正9年(1920年)からほぼ5年ごとに行われています。
 令和2年国勢調査は、調査開始から100年を迎えました。

 

 

日本だけで行っているの?

 アメリカ、中国、韓国、タイ、インドネシアなど、世界各国でも実施しています。

■【Excel】、【PDF】及び【CSV】については、利用ガイドを参照してください。

お問い合わせ

人口統計課 人口調査担当

03-5388-2532(直通)

*お手数をおかけいたしますが(at)を@マークに変えて送信してください。
Eメール:S0000030(at)section.metro.tokyo.jp