統計(とうけい)ポスターを作ろう

グラフに表そう

 グラフには、円グラフ、棒(ぼう)グラフ、折れ線グラフなど様々な種類があり、それぞれが特ちょうを持っています。
 データの傾向(けいこう)とグラフの特ちょうを考えて、内容にふさわしいグラフを選びましょう。

棒グラフ 数量の大小を比(くら)べる
棒グラフ  同じ幅(はば)の棒を並(なら)べて、その棒の長さによって、大小を比べるのに適(てき)しています。
 二つ以上の数や量を比べやすく、大小の順序(じゅんじょ)などを表すときにも使えます。

例)人口、降水量(こうすいりょう)、消費量など
折れ線グラフ 変化を表す
折れ線グラフ  時間とともに変化する数や量を表すのに適しています。
 また折れ線グラフでは、折れ線のかたむき方によって、増減(ぞうげん)の変化の仕方も表現(ひょうげん)できます。

例)気温、人口の移り変わり、支出(ししゅつ)の変化など
円グラフ 割合(わりあい)をみる・比べる
円グラフ  全体をもとにした割合をみたり、各部分の割合の大小を表したりするのに適しています。

例)都道府県別の割合、男女比(ひ)など
帯グラフ 割合をみる・比べる
円グラフ  円グラフと同様に、全体をもとにした割合をみたり、各部分の割合の大小を表したりするのに適しています。
 帯グラフを二つ以上並べて、割合の移り変わりを比べることもできます。

例)世界の森林面積、家計の支出の割合など
柱状グラフ(ヒストグラム) 資料のちらばり(分布(ぶんぷ))を表す
柱状グラフ(ヒストグラム)  全体のちらばり(分布)のようすをみるときに使うのに適しています。
絵グラフ わかりやすいイラストで数や量を表す
絵グラフ  数量などをわかりやすい絵で表現するのに適しています。
 親しみやすい表現をすることで、興味(きょうみ)をもってみてもらうことができます。

前へ

次へ