変化を表す

関係する二つの数量のようすを一つのグラフで表すためには、どのようにするのだろうか。

下の表は、東京都区部の気温と降水量(こうすいりょう)の関係をまとめたデータです。
ともなって変わる二つの数量の関係を知りたいときはどうすればよいでしょうか。

東京都区部の月別の平均気温(へいきんきおん)と降水量(平成21年)
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
気温(℃) 6.8 7.8 10.0 15.7 20.1 22.5 26.3 26.6 23.0 19.0 13.5 9.0
降水量(mm) 142.0 46.5 98.5 162.5 242.0 226.0 78.5 242.0 53.0 276.5 151.5 82.5

出典 気象庁ホームページ「気象統計情報」東京管区気象台(東京都千代田区)データ

セリフ

気温と降水量は
二つとも折れ線グラフで
いいのかな。

東京都区部の月別平均気温(平成21年)

 気温も降水量も、月ごと、つまり時間によって変化します。
 しかし、どちらも折れ線グラフにしてしまうと、一つのたてのじくだけでは、うまく表現(ひょうげん)することができません。

セリフ

気温は折れ線グラフ、
降水量は棒(ぼう)グラフ
にしてみよう。

東京都区部の月別平均気温と降水量(平成21年)

 単位や種類が違(ちが)う量を一つのグラフに表したものを、複合(ふくごう)グラフといいます。
 複合グラフを使うと、二つの数字の相互(そうご)関係をみることができます。

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