「平成27年国勢調査東京都区市町村町丁別報告」CSVデータについての補足説明 令和5年1月 人口調査担当 標記の平成27年国勢調査の統計データをCSV形式でも提供するにあたって、試みとして、 EXCEL形式で提供していた統計表部分のみをCSV化するだけでなく、 ユーザーによる加工等の利便性を考慮して、集計時に使用したコード・フラグなども併せて付加することとした。 このドキュメントは、このコード等を使用するユーザーのために付加した部分について説明したものである。 ――――― 本ドキュメントの対象となるCSV形式統計表  平成27年国勢調査東京都区市町村町丁別報告 第1~9表   本ドキュメントは上記の統計表専用のオリジナルで、他の統計表では適用されない。   ただし、平成27年国勢調査による東京都の昼間人口の第10表町丁・字等昼間人口(推計)のみは、   一部[*]項目が削除されているだけで、ほぼ共通の構造となっている。 ―――――― CSV形式統計表の構造  行方向:内容(データセット列)     1行目:列方向の統計データ等の表頭項目(25列目以降)/コード・フラグのラベル(1~24列目)   2行目以降:統計データ部分(27列目以降)   統計データ部分の最後の行から2行目:報告書タイトル(1列目)   統計データ部分の最後の行から3行目:統計表の表題(1列目)   統計データ部分の最後の行から4行目:統計表の注記その1(1列目)※存在する場合のみセット   統計データ部分の最後の行から5行目:統計表の注記その2(1列目)※存在する場合のみセット   統計データ部分の最後の行から6行目:統計表の注記その3(1列目)※存在する場合のみセット[*]  列方向:内容(データセット行)   1列目:地域ID(2行目以降)   2列目:男女別コード(2行目以降)[*]   3列目:オリジナル地域階層コード(2行目以降)   4列目:オリジナル地域階層コードの区市町村コード部分(2行目以降)   5列目:オリジナル地域階層コードの町・大字相当地域コード部分(2行目以降)   6列目:オリジナル地域階層コードの丁目・小字相当地域コード部分(2行目以降)   7列目:東京都全体階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット   8列目:区市郡島部階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット   9列目:区市町村階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット   10列目:町・大字相当地域階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット   11列目:丁目・小字相当地域階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット   12列目:地域階層フラグ値(2行目以降)   13列目:秘匿処理種類の表示欄(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   14列目:秘匿処理合算先の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   15列目:秘匿処理合算元1地域目の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   16列目:秘匿処理合算元2地域目の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   17列目:秘匿処理合算元3地域目の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   18列目:秘匿処理合算元4地域目の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   19列目:秘匿処理合算元5地域目の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   20列目:秘匿処理合算元6地域目の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]   21列目:対応する国の小地域集計町丁字コード(2行目以降)※1対1対応する地域のみセット   22列目:区市町村以上の階層を示す表側表章地域名称(2行目以降)   23列目:町・大字相当地域の階層を示す表側表章地域名称(2行目以降)※該当する地域のみセット   24列目:丁目・小字相当地域の階層を示す表側表章地域名称(2行目以降)※該当する地域のみセット   25列目:表側表章地域名称(2行目以降)※表側表章地域名称のうち最右列のものをセット   26列目:表側男女の別(2行目以降)※存在する場合のみセット[*]   27列目以降:統計データ部分(2行目以降)  [*]:平成27年国勢調査による東京都の昼間人口の第10表町丁・字等昼間人口(推計)にはない構造 ――――― CSV形式統計表の主な行・列項目の説明(統計データ部分以外)  行方向:内容(データセット列)   統計データ部分の最後の行から4行目~6行目:統計表の注記その1~3(1列目)※存在する場合のみセット    注記が存在する統計表のみ「注 1)」「注 2)」「注 3)」と記号を付して注記がセットされている。    どの列の統計データが注記の対象となるかについては注記の本文中に記載している。    なお、本統計表では行方向の統計データには注記はない。   1行目:列方向の統計データ等の表頭項目(25列目以降)/コード・フラグのラベル(1~24列目)    いわゆるタイトル行である。     表頭項目などで階層があるものについては、すべての階層名称を「/」で繋いで表記している。  列方向:内容(データセット行)   1列目:地域ID(2行目以降)    ラベル名:地域ID    本統計表では、すべての統計データは個別ID(表番号-表章地域(行方向)-表章項目(主に列方向))    で管理・集計されている。    これにより、データを並び替えや切取り等した場合でもIDを保持していれば元データが特定可能である。    本地域IDは(行方向の)表章地域に対するIDである。    文字属性※1 で、半角数字6桁で構成されている。    付番規則:     前半3桁が区市町村コード、     後半3桁が区市町村内での1から始まる表章順番      この順番は本統計表に限って照会した当該区市町村の希望に基づき設定したもので、      区市町村ごとに付番規則(五十音順・地域順など)が異なる。   2列目:男女別コード((2行目以降)[*]    ラベル名:男女別コード    男女別についてのコード機能と、第1表と第5表で何行目の項目IDとなるかを決定するコードである。    付番規則:     1が総数(男女別) ←男女別の表章がない第1表と第5表以外はすべて1がセットされている。     2が男     3が女   3列目:オリジナル地域階層コード(2行目以降)    ラベル名:オリジナル地域階層コード    表章地域について、地域IDとは異なる階層情報を持ったコード体系により付番したもの。    文字属性で、半角数字10桁で構成されている。    付番規則:     1~2桁目が都道府県コード ←13で固定     3~5桁目が区市町村コード     6~8桁目が町・大字相当地域のコード ←○○○番目の町・大字相当地域という意味である。     9~10桁目が丁目・小字相当地域のコード ←○○番目の丁目・小字相当地域という意味である。      なお、後半5桁(6~10桁目)の順番は照会した当該区市町村の希望に基づき本統計表に限って      設定したもので、本統計表オリジナルのコードである。   4列目:オリジナル地域階層コードの区市町村コード部分(2行目以降)    ラベル名:オリジナル地域階層コード/区市町村(区市町村コード)    3列目のオリジナル地域階層コード(10桁)の区市町村コード部分(3~5桁目)    文字属性※1 で、半角数字3桁で構成されている。    付番規則:     区市町村:区市町村コードをセット     東京都:000 ←国と同じ     区部(都内23区の計):100 ←国の「特別区部」:100と対応     市部(都内26市の計):200 ←国の「市部」:001は都の区部と市部の計に相当     郡部(西多摩郡3町1村の計):300 ←国の「西多摩郡」:300と対応                       ←国の「郡部」:002は都の郡部と島部の計に相当     島部(島しょ2町7村の計):350 ←国には対応する表章地域はない   5列目:オリジナル地域階層コードの町・大字相当地域コード部分(2行目以降)    ラベル名:オリジナル地域階層コード/町・大字相当    3列目のオリジナル地域階層コード(10桁)の町・大字相当コード部分(6~8桁目)    文字属性※1 で、半角数字3桁で構成されている。    付番規則:     区市町村以上の階層の全域:000     その他:001より始まる当該区市町村の希望に基づき設定した順番の値   6列目:オリジナル地域階層コードの丁目・小字相当地域コード部分(2行目以降)    ラベル名:オリジナル地域階層コード/丁目・小字相当    3列目のオリジナル地域階層コード(10桁)の丁目・小字相当コード部分(9~10桁目)    文字属性※1 で、半角数字2桁で構成されている。    付番規則:     町・大字相当地域以上の階層の全域:00     その他:01より始まる当該区市町村の希望に基づき設定した順番の値      丁目がある町については概ね丁目の番号となる   7列目:東京都全体階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット    ラベル名:地域階層フラグ/東京都    東京都全体階層を示す地域に限り「●」がセットされている。(●は1地域1つのみセット)   8列目:区市郡島部階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット    ラベル名:地域階層フラグ/区市郡島部    区部・市部・郡部・島部階層を示す地域に限り「●」がセットされている。(●は1地域1つのみセット)    8列目に●がある行を抽出すれば、区部・市部・郡部・島部のみの統計データになる。   9列目:区市町村階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット    ラベル名:地域階層フラグ/区市町村    区市町村階層を示す地域に限り「●」がセットされている。(●は1地域1つのみセット)    9列目に●がある行を抽出すれば、区市町村だけからなる統計データになる。   10列目:町・大字相当地域階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット    ラベル名:地域階層フラグ/町・大字相当    町・大字相当階層を示す地域に限り「●」がセットされている。(●は1地域1つのみセット)    また、町・大字相当地域のない2村(檜原村・神津島村)については、区市町村階層地域のこの列に    「○」がセットされて町・大字相当も兼ねることを示している。    10列目に●か○がある行を抽出すれば、町・大字相当地域だけからなる統計データになる。   11列目:丁目・小字相当地域階層を示す地域階層フラグ(2行目以降)※該当する地域のみセット    ラベル名:地域階層フラグ/丁目・小字相当    丁目・小字相当階層を示す地域に限り「●」がセットされている。(●は1地域1つのみセット)    また、丁目・小字相当地域のない町・大字相当地域(単独の町・大字など)については、    町・大字相当地域のこの列に「○」がセットされて丁目・小字相当も兼ねることを示している。    11列目に●か○がある行を抽出すれば、丁目・小字相当地域だけからなる統計データになる。   12列目:地域階層フラグ値(2行目以降)    ラベル名:地域階層フラグ値    7~11列目の地域階層フラグを数値化したもの    付番規則:     東京都全体階層を示す地域階層フラグ(7列目)が「●」:10     区市郡島部階層を示す地域階層フラグ(8列目)が「●」:20     区市町村階層を示す地域階層フラグ(9列目)が「●」:30     町・大字相当階層を示す地域階層フラグ(10列目)が「●」:40     丁目・小字相当階層を示す地域階層フラグ(11列目)が「●」:50     「○」が存在する:+1    行の抽出の方法:     地域階層フラグ値が10台:東京都全体のみの統計データ     地域階層フラグ値が20台:区部・市部・郡部・島部のみの統計データ     地域階層フラグ値が30台:区市町村だけからなる統計データ     地域階層フラグ値が40台:町・大字相当地域だけからなる統計データ     地域階層フラグ値が50台:丁目・小字相当地域だけからなる統計データ   13列目:秘匿処理種類の表示欄(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]    ラベル名:秘匿処理    その地域に対してどのような秘匿処理がなされているかを示したもの。    本統計表の秘匿処理は、一定の基準(非公開)の地域の統計データを概ねすべて(面積については秘匿    処理を行わない)「X」表示として秘匿し、付近のなるべく数値の大きい地域(秘匿合算先は秘匿元区市    町村を超えない(区市町村階層以上の合計値は変動しない))の数値にその秘匿数値を合算して表示する    方式をとっている。    付設規則:     秘匿処理対象の地域:「秘匿」 ←「秘匿」されているため統計データは「X」表示     秘匿合算先の地域:「合算」 ←秘匿値が「合算」されていることで本来の数値より多く表示の可能性     秘匿合算先の地域を含む町・大字相当地域:「合計」       ←直接秘匿値が合算されてはいないが、地域内の丁目・小字相当地域に、他地域からの秘匿値が合算       されているため、「合計」値である本地域の数値は、本来の数値より多く表示されている可能性が       ある。(差引により秘匿値が判明しないよう本来の数値でなく秘匿合算数値を含む合計値を表示)   14列目:秘匿処理合算先の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]    ラベル名:秘匿先地域ID    13列目の秘匿処理種類の表示欄が「秘匿」の場合(地域内の丁目・小字相当地域の大半が    秘匿されたため「秘匿」となった町・大字相当地域を除く)に、どの地域ID(1列目)に    数値を合算処理したかを表示。    文字属性※1 で、半角数字6桁で構成されている。   15~20列目:秘匿処理合算元1~6地域目の地域ID(2行目以降)※該当する場合のみセット[*]    ラベル名:合算元地域ID1~6    13列目の秘匿処理種類の表示欄が「合算」の場合に、どの地域ID(1列目)から数値を    合算処理したかを最大6地域分表示。    文字属性※1 で、半角数字6桁で構成されている。   21列目:対応する国の小地域集計町丁字コード(2行目以降)※1対1対応する地域のみセット    ラベル名:対応する国の小地域集計町丁字コード    本データがセットされている地域については、国の小地域集計結果において、    本データの小地域コードの地域と1対1で対応することを示している。    平成27年国勢調査の町丁字集計結果は、国においても小地域集計結果として公表されている。    ただし、本統計表では表章地域は順番だけでなく、構成・範囲・名称などについても当該区市町村の    希望により設定しており、コード体系も異なるため、本統計表と国の小地域集計結果を接続して利用    するユーザーの利便性を考慮して本データを用意した。    文字属性※1 で、半角数字4桁(基本単位区番号の上4桁:町・大字相当地域)又は    半角数字6桁(基本単位区番号の上6桁:丁目・小字相当地域)で構成されている。          付設規則:以下の条件をすべて満たす場合に「国の小地域集計町丁字コード」の数字をセット     条件1:地域階層フラグ値(12列目)が40以上(町・大字又は丁目・小字相当地域)     条件2:含まれる基本単位区番号の範囲が1対1で一致する国の小地域集計表章地域     (基本単位区番号の上4桁又は基本単位区番号の上6桁)がある     条件3:人口と世帯数がすべて一致する     条件4:秘匿処理種類(13列目)が「秘匿」ではない     条件5:秘匿処理種類(13列目)が「合算」の場合、合算元地域が一致する   22列目:区市町村以上の階層を示す表側表章地域名称(2行目以降)    ラベル名:表側表章地域(階層別)/区市町村階層以上の地域名称    個別の地域(行)を抽出した場合に、所属区市町村名称等をテキストで識別可能にするため用意    付設規則:     地域階層フラグ値(12列目)が10台:「東京都」をセット     地域階層フラグ値(12列目)が20台:「区部」「市部」「郡部」「島部」をセット     地域階層フラグ値(12列目)が30以上:その地域の「区市町村名称」をセット   23列目:町・大字相当地域の階層を示す表側表章地域名称(2行目以降)※該当する地域のみセット    ラベル名:表側表章地域(階層別)/町・大字相当階層の地域名称    個別の丁目・小字相当地域(行)を抽出した場合の、所属町・大字相当地域のテキストでの識別用。    付設規則:     地域階層フラグ値(12列目)が40以上:その地域の「町・大字相当地域名称」をセット   24列目:丁目・小字相当地域の階層を示す表側表章地域名称(2行目以降)※該当する地域のみセット    ラベル名:表側表章地域(階層別)/丁目・小字相当階層の地域名称    丁目・小字相当階層地域の名称である。    付設規則:     地域階層フラグ値(12列目)が50以上:その地域の「丁目・小字相当地域名称」をセット   ここまでが集計時に使用したコード・フラグ等で、次の2列は統計表の表側部分になる。   25列目:表側表章地域名称(2行目以降)※表側表章地域名称のうち最右列のものをセット    ラベル名:表側表章地域(階層なし)/地域名称    エクセルや報告書の統計表の表側に記載された地域名称と同じものである。    付設規則:     22~24列目の階層別地域名称のうち最右列の地域名称をセット   26列目:表側男女の別(2行目以降)※存在する場合のみセット[*]    ラベル名:表側/男女の別 ←第1表と第5表以外では”(該当なし)”を追記    エクセル統計表の表側に記載された男女別の表記と同じものである。    付設規則:第1表と第5表のみ付設     男女別コード(2列目)が1:「総数」をセット     男女別コード(2列目)が2:「男」をセット     男女別コード(2列目)が3:「女」をセット   ※1 エクセル等で普通に開くと数字とみなされて前部分の0が詰められてしまうので注意すること。